『レズ風俗アンソロジー リピーター』は「コミック百合姫」を出版している一迅社の百合アンソロジーです。
前作『レズ風俗アンソロジー』が大好評、重版出来となったため続編が作成されることになりました。
今回は『レズ風俗アンソロジー リピーター』のネタバレと感想です。
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『レズ風俗アンソロジー リピーター』のネタバレ！
焔すばる「私たちのFine」
『レズ風俗アンソロジー リピーター』 (百合姫コミックス) https://t.co/sNhKuPKoMr
コミックス、Kindle版ともに本日発売です！ 前作に続き表紙および本編描かせていただいております、他の作家さんも超豪華です！ 前作よりえっちな一般誌（重要）です！ よろしくおねがいしますー🙏🙏🙏 pic.twitter.com/BaTrWmaFtl— 焔すばる★３日目西れ31a (@Blood_Edge) November 28, 2019
リピーターがなかなか付かないレズ風俗のキャスト・ユキと彼女の唯一のリピーター・七海の話。表紙の二人です。
話をきちんと聞いてくれるユキをガチで好きになってしまった七海。ユキが店を辞めるということを聞いた七海はレズプレイに興じているうちに想いを抑えきれなくなり、告白しながら絶頂に至ります。
どっちも巨乳だし乳首の描写がえっちい。
前回と同じく焔すばる先生得意のレズソープランドにおけるマットプレイというシチュエーションでした。このジャンルにおいては焔すばる先生の右に出る者はいないでしょう。
みんたろう「お嬢様のお戯れ」
お金持ちのお嬢様・杏華と彼女に指名されたキャストでお姉さま系の優華の話。
杏華は好きな人ができないという悩みを優華に相談。それから何度も彼女を指名することになります。
ある日、いつものように悩み相談を受けていた優華は杏華をホテルに誘い、レズセ。好きな人とするレズセの快感に目覚めた杏華は興奮し、タチであるはずの優華を攻めます。
『ぽちゃクライム！』のみんたろう先生らしい可愛らしい絵柄でのレズセ描写はかなり良かったです。
井原リオ「蕾と繭」
長身でボーイッシュな外見の亜紀と彼女に指名されたキャスト・繭世の話。
ホテルにビビった亜紀の様子などを見て、繭世は亜紀が未成年であることを見抜き、ホテルではなくカラオケへ。
そこで亜紀は女性からモテていたが恋愛対象が同性なのか異性なのかもわからず、女同士から始めてみようとレズ風俗を利用したことを吐露。繭世は化粧を教えるなどして亜紀の女子力を高める作戦。
最後に繭世は亜紀を抱きしめ、人の温かさを感じさせるのでした。
他の作品に比べるとエッチ描写自体は少なく、心理描写に重点を置いた作品です。井原リオ先生は最近よく一迅社の百合アンソロジーで名前見る気がします。
川浪いずみ「痛い恋文」
引退勧告済みのベテランキャスト・千晶とナンバーワンキャスト・愛歌の話。
実は彼女たちはセフレ同士の関係。もちろんキャスト同士の恋愛は禁止なのですが、体だけの関係だからセーフという理論です。
今はナンバーワンの愛歌はかつて予約があまり入らないキャストでした。それを「教育」したのが千晶で、身体の相性の良さから関係を続けていたのです。
結局愛歌のことを好きになってしまった千晶は地元に帰ることに。そして本名も教え、お互いの本名を呼びながら最後のレズセをするのでした。
この作品もストーリー重視でエッチ要素少ないほうです。このアンソロジーの中ではですが。
相川りょう「嬢な二人」
タチのキャスト・美樹とネコのキャスト・遥の話。彼女たちは学生時代からの付き合いで恋人同士です。趣味と実益を兼ねてレズ風俗で働いてるもよう。
今日の相手が巨乳ということでご機嫌な巨乳好きの美樹。そして彼女の彼女である遥も巨乳です。
美樹が店で覚えてきた新しいプレイを試されているうちに強引なプレイが好きになってしまった遥。優しいお客さんだとたまに満足できない程度には調教されてしまったようです。
他のお客さんに抱かれている遥を想像すると興奮するという美樹は、遥を最も満足させることができるのは自分だと待機室でレズセを始めます。遥は絶頂に達しそうになりますが、美樹は待機室で最後までやるのはまずいと寸止め。しかし遥もスイッチが入ってしまい……
表現も絵もこのアンソロジーの中でトップクラスにエロい。巨乳好きな人は特に気に入るでしょう。
ななつ藤「にばんめのひと」
ナンバーツーキャスト・ミツキとナンバーワンキャストを指名したのに彼女が回ってきたマユの話。
レズセをしようとするものの、自身がナンバーツーであることからマユには他に好きな人がいると見抜いたミツキは一時中断し話をすることに。
そして改めて一緒にシャワーを浴び、イチャイチャしながらベッドへ。そして激しいレズセ。
レズセの肉感と躍動感が凄い作品。ななつ藤先生はむっちりした女性を描くのが得意ですからね。
ちなみにこの店のナンバーワンキャスト・リカコの話は前作『レズ風俗アンソロジー』に収録されています。
せきはら「ヤマアラシのカタルシス」
キャストのオナニーを見るだけのコースを毎回指定してくる子の話。人外おねロリ系。
繁殖行為自体に興味はあるが失敗ばかりだからオナニーを見たいもよう。
そのオナニーを見ているうちに自分でも始めてしまい……
触れることだけが愛のカタチではないということを教えてくれる作品です。
性癖としてはかなり特殊な部類の作品ですがアンソロジーの一要素としてはアリだと思います。
岩見樹代子「my sugar cat」
【お知らせ】11/29発売の『レズ風俗アンソロジー リピーター』に描かせていただきました。ライター×編集長のお話。前回の嬢も立派になっております。いっぱいにゃんにゃんしてますので、ぜひどうぞ！ pic.twitter.com/JJDH594ft1
— 岩見樹代子 (@okome103) November 29, 2019
ライターの千尋と編集長の真鈴が同じレズ風俗のキャストに抱かれるという話。前作『レズ風俗アンソロジー』でナンバーワンに上り詰めた晶が相手です。
晶に抱かれた後、記事を書こうとする千尋は詰まってしまい、編集長の真鈴を呼び出します。
そこで晶にやられたというプレイを再現する二人。しかし実は真鈴は抱かれておらず、千尋への要求は彼女自身の欲望でした。
前作『レズ風俗アンソロジー』では乳首を自重した岩見樹代子先生ですが、『シロップ NIGHT 初夜百合アンソロジー』に続き乳首解禁しています。
液体フェチの岩見樹代子先生はこっち系のジャンルのが向いてるのでは(笑)。
『レズ風俗アンソロジー リピーター』の感想
この内容で全年齢向けって。エロいっ！
アレなタイトルから勘違いされがちですが、アンソロジーとしてのバランスはかなり取れています。
百合アンソロジーとしての完成度も高いです。男のにおいがまったくしないですし。
前作『レズ風俗アンソロジー』と同じくおススメの百合アンソロジーです。第3弾にも期待です。
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