『ReLIFE』14巻のネタバレ！海崎さんと日代さんのリライフが終わる！？

『ReLIFE』は夜宵草先生による作品で、「comico」にて連載されていました。現在は完結済みです。

2016年にはアニメ化もされており、累計発行部数は100万部を突破している人気作です。

今回は『ReLIFE』最新刊である14巻のネタバレ記事です。

物語も佳境に入ってきた『ReLIFE』。14巻ではどのような展開を見せるのでしょうか？

『ReLIFE』これまでのあらすじ

『ReLIFE』はフリーター生活を送る主人公・海崎さんが「リライフ研究所」の支援のもと若返る薬を飲んで高校生になり、高校生活を通して社会復帰への道筋を見出すというストーリー。

ヒロインは同じく高校生になって社会復帰を目指すも、対人関係スキルの低さがあだとなって最初のリライフがうまくいかなかった日代さんです。

海崎さんと日代さんはお互いをリライフ被験者と知らないまま(日代さんはほとんど気づいていますが)、惹かれ合っていきました。

前巻では2人のデートが描かれ、デートの最後にお互いに想いを伝えあう場面が描かれました。

『ReLIFE』14巻のネタバレ！

『ReLIFE』14巻では海崎さんと日代さんの高校生活最後の日々が描かれます。

年明けの初詣を友人たちと楽しむ海崎さんと日代さん。

日代さんは友人たちに海崎さんとの思いが通じたことを打ち明けますが、交際に至らないことを不審に思われます。

日代さんは海崎さんがリライフ被験者であり、リライフが終わった後にお互いの記憶がおそらく無くなってしまうことに気づいているので、自分たちはこれでいいのだと受け入れていることを事実をぼかしながら友人たちに話しました。

怪しまれつつも、祝福された日代さんは海崎さんと手を繋ぎながら初詣を楽しむのでした。

自分たちのことを忘れてしまう本当の高校生の友人たちとの思い出作りのために卒業旅行を提案する海崎さん。

日代さんも企画に参加することになり、2人の楽しい日々が続きます。

みんなでいった卒業旅行はとても楽しいものとなり、2人は友人たちとの最後の思い出を作ります。

そして迎える卒業式、2人は友人たちに感謝の言葉を伝えました。

友人たちは2人とこれからも一緒にいられると思っているので、みんなが自分たちのことを忘れてしまうとわかっている海崎さんたちとは受け取り方が違うのですが、2人の真剣な気持ちにもらい泣きをしてしまいます。

2人の高校生活はこうして幕を閉じました。学校を離れるとき、2人は校舎に向かってお辞儀をします。

日代さんは最後に自分のことを抱きしめてほしいと海崎さんに伝えました。

海崎さんは照れながらも、日代さんのことを抱きしめます。

抱きしめられた日代さんは海崎さんのぬくもりを感じながらそのぬくもりさえも忘れてしまうという事実に涙します。

日代さんは自分のことを覚えていてほしいと海崎さんに頼みました。

自分の中からも海崎さんの中からもお互いの記憶がなくなってしまうという事実に打ちのめされ、懸命につらい気持ちに耐える日代さん。

海崎さんはその様子を見て、もらい泣きをしてしまいます。

日代さんのことを絶対忘れないという海崎さん。

海崎さんは日代さんがリライフ被験者だということに気づいていないので日代さんが自分のことを忘れてしまうことは理解しているものの自分が日代さんのことを忘れてしまうことには気づいていません。

日代さんはそんな海崎さんの優しい言葉に微笑むのでした。

『ReLIFE』14巻の感想

『ReLIFE』14巻の最大の見せ場は、学校を去る前に校門脇で抱き合う二人のすがただと思います。

海崎さんを被験者だと気づいている日代さんと日代さんを被験者だと全く気付いていない海崎さんでは少し考えにずれがあるのですが、相手が自分のことを忘れてしまうことを知っているという点は共通しています。

相手が自分のことを忘れてしまうことを知っている海崎さんもつらいですが、お互いに忘れてしまうことを知っている日代さんはさらにつらいですね。

2人が抱いている気持ちにこちらまで泣かされてしまうような、ラストでした。

次巻は最終巻ですが、2人の関係はどうなっていくのか最後まで目が離せません。

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