『ヒグマグマ』は実話!?『シャトゥーン~ヒグマの森~』との関係は?

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「ゴラクエッグ」で連載しており、「コミックシーモア」にて先行配信中の人気漫画『ヒグマグマ』。

巨大なヒグマが人間を襲うというリアルなストーリーから非常に話題になっている作品で、広告の影響もあって最近知名度を上げてきています。

さて、そんな『ヒグマグマ』ですが、実話なのではという意見もあるようです。

では本当に『ヒグマグマ』は実話なのでしょうか?

今回は『ヒグマグマ』実話疑惑についてです。

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『ヒグマグマ』は実話?

『ヒグマグマ』は巨大ヒグマに襲われる人間たちを描いたパニックホラー作品です。

ヒグマが人間を襲う事件自体はたまにニュースでも報道される通り、実際にあります。動物保護団体との議論になるのもいつもの流れ。

さて、では『ヒグマグマ』は実話、もしくはモチーフとなった事件があるのでしょうか?

結論から申し上げますと、『ヒグマグマ』は実話ではないと思われます。

本作に登場するヒグマは非常に巨大で、体長4メートル以上、体重950キロ以上と推定されています。ヒグマの平均的な体長は2メートル体重は250キロとのこと。そう考えると、そんな巨大なヒグマはちょっと現実的ではありません。

その辺りは無料で読める1話で触れられています。
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ヒグマグマ【単話版】 第1話(上)
まあ巨大生物が人間を襲うという設定は『ジョーズ』『アナコンダ』などに代表されるように、それほど珍しいものではないです。

『ヒグマグマ』もその手の作品だと思えばいいでしょう。

一応作中では「福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件」のことを指していると思われる表現もあるのですが、『ヒグマグマ』という作品自体が同事件をモチーフとしているわけではないですしね。
外部リンク→福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件- Wikipedia

一応舞台が北海道である点は共通していますが、ヒグマは北海道に生息する動物なので、ヒグマをテーマにしている時点で舞台が北海道になるのは必然です。

『ヒグマグマ』と『シャトゥーン~ヒグマの森~』の関係は

『ヒグマグマ』をGoogleで検索するとサジェストに出てくる「シャトゥーン」とは何なのでしょうか?

これは第5回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した、増田俊也先生の『シャトゥーン ヒグマの森』のことです。
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シャトゥーン ヒグマの森

この作品のコミカライズ版の作画を、『ヒグマグマ』の作者である奥谷通教先生が担当していました。どちらも人間を襲うヒグマを描いたパニックホラー作品という意味では共通しています。もちろん両作品に直接の関係性はありませんが、設定や絵柄が似ているのは事実であり、サジェストに表示されたようです。絵柄に関しては同一人物が作画しているので当然ですが(笑)
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シャトゥーン~ヒグマの森~ 1

ちなみに、この『シャトゥーン ヒグマの森』は実際にあったヒグマによる獣害事件「三毛別羆事件」と共通点が多いことで知られています。
外部リンク→三毛別羆事件 – Wikipedia

もしかしたら、このあたりも『ヒグマグマ』が実話だと思われた理由なのかもしれません。

『ヒグマグマ』は実話?まとめ

『ヒグマグマ』は実話ではありませんが、ヒグマが人間を襲うという事件自体は存在しています。

また、『ヒグマグマ』の作者である奥谷通教先生が増田俊也先生の小説『シャトゥーン ヒグマの森』のコミカライズ版の作画を担当していたことがあります。
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シャトゥーン~ヒグマの森~ 1

『ヒグマグマ』はヒグマに人が襲われるようなグロいシーンもあるので好みは分かれますが、非常に面白い作品です。

同じ日本文芸社のゴラク系作品で、動物が人間を襲うという設定は『モンキーピーク』に近いものがあり、同作が好きだった人は気に入るでしょう。
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モンキーピーク 1

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ヒグマグマ 1