『インフェクション』は及川徹先生による漫画で、「マガジンポケット」にて連載中です。
内容の過激さや作画力の高さから非常に人気のある作品となっております。
今回は『インフェクション』19巻のネタバレ記事です。
『インフェクション』19巻のネタバレ！
メットに狙われピンチになった麗ですが、きららの活躍により一命を取り留めます。彼女が稼いだ時間のおかげで晴輝が到着。彼とながみの連携によりメット退治に成功し、隔離地域からの脱出作戦に移行。しかし、まだ「変異体」が発生するなど余談は許さない状況です。
一方、女子大生&山おじチーム。弓で変異体を対処するためオープンカーで走っていたところ、明石に異変が……！？彼女は仲間を巻き込まないよう自分から下車し変異の兆候を見せます。関の悲痛な叫びの中、山おじは弓を構えるのですが、明石は弓に対する完全な防御型に変異していました。山おじに殺させないことが彼女の最後の願いだったのです。
さらに毒ガスにやられ、満身創痍の神城。動くことすらままならない彼は、変異体に捕食される仲間たちの死体を見ていることしか出来ず。さらには彼も捕食されてしまった……！？
バスで先に脱出しようとしているきらら達を変異した明石が襲い、彼女たちは山奥に取り残されてしまいました……
そんなことも知らない晴輝たちは残った変異体を倒し、残り避難人数はバス約10台分に。変異体の死体を見てなぜこんなにでかくなったのか考える轟。しかし晴輝曰く、香里の情報エネルギー理論だとあり得ると。簡単に言うと、人が変異体に変わるとき、変異体の巨大な身体情報と人の体に矛盾が生じるため、つじつまを合わせるためどこかから肉体が瞬間移動してくるとのこと。現代科学ではありえないものの、これが犯人の科学レベルだということで……
最後に再び人が変異するものの、もはや轟・ながみ・晴輝の敵ではなく瞬殺。そんな彼らをみて「熟成が極まった」と言いながら拍手する黒い人物が。その人物こそがこの一連の事件を起こした「犯人」だと誰もが判断しました。
その人物は真っ暗闇な姿をしており、ありえない声を出し、光と音の情報を操っているもよう。晴輝は犯人がなぜ今更直々に来たのかを必死に考えます。変異体は接近戦には強いとはいえ、現代の兵器に遠隔攻撃されたら勝てるほどではありません。
しかし変異体は味方が敵になるということ。簡単に敵陣の兵器を使えるということでもあります。つまり、犯人は最強の変異体でなく「接近戦でなら絶対に負けない能力を持つ進化情報」が欲しかったと……
その本当の意味を考える晴輝。彼は犯人は暴力と殺戮で革命を起こし新世界を作りたいのではと考えます。高木がそんな理想で自分を裏切るとは思えない晴輝は苦悩。
しかし、犯人曰くそれで正解とのこと。そして晴輝たちの進化情報が熟成されたと言います。彼らは長期戦にもかかわらずまったく疲れず、ダメージは回復し、身体能力も上がっていました。
熟成した進化情報は人間のままでも強力。これを使って新たな保菌者に人を進化させることで白兵戦最強の生物ができるということでした。
犯人は入れ歯のような器具を使い、変異体の死体の進化情報をながみに……！？
『インフェクション』19巻の感想
とうとう犯人が登場しました。コナンの黒タイツみたいな表現じゃなくてもともとあんな姿だったということ。
晴輝たちが疲れないうえにめちゃくちゃ強くなってたのは伏線でした。
現時点での犯人の目的は結構薄っぺらいので本当の目的が隠されているのかも。あんな黒い奴が真犯人でいいのかって話もあるし……
味方を敵にすれば強いという理論はわかるけどそれ以外は結構めちゃくちゃなんだよなぁ……
あと作中随一のチートキャラである神城があっさり死んだ！？あんなあっさり死ぬとは思えないので何らかの形で生きてそうですが。
19巻ではおまけ漫画の女子大生編が延期になるなどエロ要素はほとんどなし。セクシーな扉絵くらいです。エロシーンに期待している人はこちらの記事である程度まとめてあります。
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