今回は「電撃大王」に連載中の『やがて君になる』最新話、そして最終回である45話のネタバレ記事です。
この45話で『やがて君になる』はとうとう完結を迎えます。今月の電撃大王は『やがて君になる』が表紙&センターカラーです。
前回の44話は侑と燈子がお泊りをする回でした。ネタバレはこちら
さて、『やがて君になる』の最終回はどうなるのでしょうか?
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『やがて君になる』最終回(45話)「船路」のネタバレ!
時は流れ、大学生になった侑。生徒会の後輩に誘われて高校の文化祭へ。残念ながら燈子は来れないもよう。
そしてこよみと共に菜月・朱里・槙・堂島と合流。槙は侑と燈子が付き合う前に余計なお世話を言ったかと謝りますが、侑曰く結果オーライとのこと。
文化祭を楽しむ一行ですが、生徒会劇の時間になり体育館へ。そこで沙弥香が合流。
侑たちが2年生だった当時の生徒会長・堂島により続けられたようです。
劇が始まる直前、侑のスマホに連絡が入りました。そしてやって来たのはやはり燈子。
侑と二人、体育館の後ろの方から劇を鑑賞しつつ昔を思い出しています。
生徒会の面々とも挨拶を交わし、侑・燈子・沙弥香の三人は喫茶店・エコーへ。
燈子はオーディションが早く終わったから来れたとのこと。劇団や大学のサークル活動で忙しそう。前は侑との約束をドタキャンしたこともあったもよう。
そして侑は沙弥香に今日は陽(はる)ちゃんを誘わなかったのかと聞きます。燈子はその名前に聞き覚えが無いようですが……
実は陽(はる)ちゃんは現在の沙弥香の彼女。どうせ侑から伝わるだろうと燈子には言っていなかったようです。
微妙な表情で祝福する燈子。沙弥香も気まずそう?
沙弥香とも別れ、侑と燈子は二人きりに。今夜は燈子の家にお泊りのようです。
燈子は侑が沙弥香の前では自分のことを昔のように呼んでいたことをからかいます。普段は呼び捨てですからね。
侑と燈子はよく大事な話をしたあの場所で将来のことなどについて話をします。相変わらず侑は将来のことを悩んでいる様子。大学もさんざん悩んだらしい。
燈子は侑はどこでも上手くやれそうだし何になってもいいと言います。侑も燈子に似たような言葉を返します。
最後は手を繋いで二人の後ろ姿。二人の左手の薬指には指輪が光っていました。
『やがて君になる』最終回(45話)「船路」の感想
いきなり大学生になった侑が出てくるのはインパクトが強かったです。髪型も変わってたし。確かに大学生であの髪型はキツイ(笑)
侑と沙弥香はかなり印象変わったけど燈子はほとんど変わらず。もともと大人っぽい容姿だったので違和感はないですが。侑との身長差はちょっと詰まったような……?
最終回ということで今までの登場人物勢ぞろいという感じでした。出てないのは愛果とみどりくらい。
非常に「最終回らしい」きれいな形で終わったと思います。
ただ喫茶店のくだりは『やがて君になる 佐伯沙弥香について2』を読んでいないと理解が追い付かないかも?沙弥香は高校卒業後燈子よりも侑との交流が多くなっていることを知らないとやや不自然に思えてしまうかもしれません。
『やがて君になる 佐伯沙弥香について (3)』は来春発売予定ですし、2を読んでない人は読んでおくといいでしょう。
全体的にセリフが少なく、余計なことを描かないのが『やがて君になる』という作品でしたが、最後までそのスタイルを貫きました。このあたりのテクニックはさすがとしか。
8巻全体のネタバレはこちら