『むこうぶち』といえば「御無礼」の名セリフでも有名な、20年以上連載が続いている人気麻雀漫画です。
本作における最強の麻雀打ち・傀の次に登場回数が多く、彼を勝負の場に呼び寄せるにも重要な役割を果たしていたのが安永萬(やすなが ばん)。
さて、『むこうぶち』をGoogleで検索してみると、安永萬が死亡したというサジェストが出てきました。
彼が死亡したというのは本当なのでしょうか?
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『むこうぶち』477話のネタバレ!
バブル崩壊直前の1990年冬、安永萬は体調不良に陥っていました。転院に備えて一時帰宅が許された安永は赤坂の馴染みの雀荘・東空紅で麻雀を打っていましたが、彼は完全にやせ細っており、多河、樹村らギャラリーからも同情されています。
麻雀の内容も消極的で、自分の麻雀ができていないもよう。安牌を残した結果ドラが使えなくなり、リーチを受けてオリ。安牌を切って手広く構える、もしくはドラをツモ切りしていれば安永がアガれていたのですが、リーチ者にツモられ失点してしまいます。
次局はギャラリーが全員平和ドラ2をリーチに行くと思った手をダマテンの三色カンチャン待ちに構えますが、平和に取ればアガっていた牌をツモり、それを切って2000点の失点……あまりにも厳しい内容です。
多河曰く、安永は疲れ果てないと寝ないとのこと。彼のことに頭を抱える多河と樹村。
オーラス、安永にホンイツ、白、ドラ3のチャンス手が到来。しかしまたもや裏目を引き放銃という結果に……
翌日、安永は企画物のセルビデオの収録に参加。入院を翌日に控える中、病身を晒しての参加となりました。
オーラス、安永は2着目と10,700点差のトップ目。しかし18,400差のラス目がリーチ、3着目の親がカンしてカンドラがモロ乗りと場が沸騰してきます。ラス目のリーチには満貫までなら降ってもトップですが……
安永はドラ4の親の現物を切り、リーチに放銃。安目だったためリーチ、平和のみの手だったものの、裏ドラがモロ乗りし跳満に。ラスまで落とされてしまいました……
夢?の中で傀と対局する安永。ガンガン押して大物手をアガリまくる安永ですが、傀に大三元を放銃。その後の親番で来た配牌は……
朝までは元気だった安永は誰もいなかった昼時に一人で逝きました。彼の墓は東京の下町にあり、ファンの墓参が絶えないとのこと……
『むこうぶち』で安永萬は死亡していた!
さすがの安永も病には勝てず、死亡していました。
多河らの話を聞く限りでは、傀との勝負自体は実際にしていたようです。まあ傀に勝てるとは思いませんが……
それにしても安永が死んだらどうやって傀をコントロールするんでしょうか。
一応新章突入という形で連載は続くようです。バブル崩壊編?
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