『異世界失格』は原作：野田宏先生、作画：若松卓宏先生による漫画です。よく間違われがちですが、いわゆる「なろう系」の小説ではなく、漫画が原作。
2024年7月からはアニメが放送予定となっており、最近非常に話題になっています。
さて、そんな『異世界失格』ですが、なぜかパクリ疑惑が浮上しているようで、似ている作品があるという噂も……！？
では『異世界失格』がパクリというのは本当なのでしょうか？
今回は『異世界失格』パクリ疑惑についてです。
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異世界失格がパクリって本当？
『異世界失格』はタイトルからもお察しの通り、『人間失格』『走れメロス』などで有名な太宰治をモデルにした人物・センセーが異世界に転生し、その独特の感性で異世界を駆け巡るというファンタジー作品です。
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結論から申し上げますと、『異世界失格』はパクリではありません。
そもそも、『異世界失格』がパクリとか特に問題視するコメントはそれほど多くありませんでした。「異世界転生」という設定自体はもうテンプレートみたいなものですし、そこへのツッコミはほとんど無し。
また、偉人の転生という設定もそれほど珍しいものではありません。
とはいえ、『異世界失格』のサジェストに「パクリ」が表示されるのは事実。
ではなぜ『異世界失格』のサジェストに「パクリ」が表示されてしまうのでしょうか？
『異世界失格』に似てる作品があるって本当？
『異世界失格』に似てる作品があるのは事実です。
それが「転生！太宰治 転生して、すみません: 1」 。この小説版は2018年9月に出版されているため、『異世界失格』1巻の発売日（2020年4月）よりは早いです。
こちらはコミカライズ版
確かに、「太宰治が転生する」という設定自体は同じ。
しかし、『異世界失格』では太宰治がいわゆる一般的な「異世界」に転生するのに対し、『転生！太宰治 転生して、すみません』では太宰治が心中した1948年から現代日本に転生するため、根本的な設定がまったく違います。
まあ太宰治のキャラ設定自体は被っているといえばそうかもしれませんが、実在の人物をモデルにしている以上それは仕方のないことでしょう。誰がキャラ設定しても太宰治はああなる(笑)
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まとめ
『異世界失格』はパクリではありません。サジェストに「パクリ」が表示される理由は「太宰治が転生する」設定の作品が他にあるからだと思われます。偉人の転生作品も結構多いですしね……
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